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Eu Tendance
エミール・ガレ
限定販売から大量生産まで
 今年は、エミール・ガレ没後100年を記念して、世界中で回顧展が行われています。
ガレの故郷、ロレーヌ地方では、展覧会、討論会、講演会、コンサートなどガレに関する様々な文化活動が開催されています。特にナンシーでは、町をあげての記念事業となっています。
ナンシー派美術館では、アトリエ・ガレで生産されたガラスの限定作品から、ガレが理想としていた一般市民への芸術の普及への過程を、ナンシー派美術館、ニューマン財団美術館の作品を中心に約80点展示されています。
この展覧会で、ナンシー派美術館収蔵品の未公開作品、・フルコー氏に捧げる花瓶の習作・を鑑賞することができます。工場で頻繁に使われていたと考えられる石膏の模型は、現在ではこの1点だけとなっています。連作の・蜻蛉のカップ・は、約12種類のバージョンがあるうち、今回6作品が展示されています。そのうちの1点は、オリジナルの小箱も残されています。
クロッキー、デッサンと比較しながら、ガラス作品を鑑賞できるのも見所の一つです。



Musee de l’Ecole de Nancy
36-38, rue du Sergent-Blandan
54000 Nancy
Tel. +33 (0)3 83 40 14 86
Fax +33 (0)3 83 40 83 31
Exposition Verreries d’Emile Galle. De l’oeuvre unique a la serie
エミール・ガレ ガラス工場 限定作品から大量生産まで
2004年5月12日~8月15日まで